あっちぃ地球をどうさますか?

 なんかブログとかできちゃってますが、また文化祭がありますね。このポスター(この間の会報に同封されていましたが)、ハロプロ代々木で貼られていましたけど、これだったのね。


 こんなにハロプロの皆さんが温暖化について真剣になっているので、温暖化を防止する特効薬をお教えしませう。


 从釻v釻)<USAが京都議定書を批准すれば、簡単よ!


 でもこれを言われたらミモフタモないので…


 そもそも、なんでこんなふうに温暖化についてイベを打っているかというと、まずは消費電力の話となるわけです。

 日本の発電は、半分以上が火力発電に頼っています。つまり、石油を燃やしてその蒸気を利用してタービンをまわし発電しています。
 電力消費の種類は、とても大雑把に分けて2種類に分けることができます。事業用電力(企業が工場などで使う電力)と家庭用電力です。
 このうち、事業力電力は、消費の押さえが限界であるといわれています。なぜかというと、大企業ではISOなんたらとか取って環境問題を重視して企業活動しているところが多いので、すでにかなり節電に努めているのですね。ですのでそれ以上消費電力を抑えよ、といわれても企業としてはすでにギリギリのところまで節電等行っているので、もうそれは厳しい。そこで目を付けられたのが家庭内電力のほうです。
 家庭内電力に関しては、年々消費が伸びているらしいのです。その伸びを何とか止めるための啓蒙活動として、娘。などのハロプロメンバーに白羽の矢が当たったというわけです。だから、( ^▽^)<電気をこまめに消そうね!、とか言われるんです。


 ただし、この問題は、根本的なことが解決していません。世界最大の二酸化炭素排出国・アメリカの京都議定書批准拒否です。理由は、なんてことありません。米国内の企業の反発です。二酸化炭素の排出量は、そのまま企業の生産量に直結しますから、企業が嫌がるのは当然です(でも他の国はそこをなんとかしようとしているのですがね)。しかもアメリカは、今後も二酸化炭素の排出量を増やすようなことも言っています。


 だから、うちらが日本の片隅でちまちま電気を消したところで、海の向こうでそれを無視するがごとくガンガン二酸化炭素を排出されたら、意味がありません。


 また温室効果ガスは、二酸化炭素だけではありません。二酸化炭素よりも強力な、メタンとかフロンとか、まだ原因があります。二酸化炭素よりは、むしろそちらのほうの対策が急務だともいわれています。


 だからといって、何もしないのでは、どうしようもありません。やはりできることから、やらなければいけません。でも、私達は、文明を手に入れています。文明の活動は、必然的に二酸化炭素を排出します。ここで私達が「じゃぁこの文明生活をやめよう」といっても、一旦手にしたこれを手放すことは、まず不可能です。だから、我々の現時点での生活と、環境問題としてやるべきことをすり合わせて、どこか妥協点を見出さなければ、うまくいかないでしょう。


 万博は、環境問題をうたってますが、あの会場を作るために広大な山林を切り開いていますからね。アスファルトで固まった地上を環境に優しいエコカーが走ってもね・・・。


 かといって、私が何をしているのか、と聞かれれば、何もしていないのですが…^-^;


 ハロプロの環境問題周辺にであうと、そんなことを考えてしまう私でした。まとまりがなくすみません。