いざ武道館

 2000年の2月のある日、私は風邪をひきました。
 寝汗をいっぱいかいたある深夜、たまたまテレビをつけたら何やら女の子たちがレコーディングとかしている番組が映りました。
 ASAYANでした。
 そこには、「恋ダン」発売前のモーニング娘。の様子が放送されていました。
 このとき私は娘。は知っていることは知っていましたが、なっちと矢口が区別できないという程度のものでした。
 でも、なんか見ているうちに面白きなってきたので、とりあえず毎週録画して見ることにしました。
 ほどなく、おのシャッフル企画が発表されました。興味深く見入ってしまい、どうせならCDを買ってみよう、と思い、赤・青・黄の三色を買いました。これが私の初娘。買いCDです。
 そうしたら次は3rdアルバムの発売。ためらうことなく、CDを買っていた私がいました。
 そのうちネットで情報収集するようになりました。ある日、ネットをしていたら、「市井紗耶香脱退」のニュースが飛び込んできました。いやー、これは大変なことになった!どうしても脱退するまえに7人揃った娘。を見ておきたい!と思っていたら、某サイトでチケットを譲ってくださる方を見つけたので、すかさずそれに飛びつきました。


 それが、私の最初の娘。のコンサート参戦です。

 当時はサイリウムも知らず、はじめはただぼーっとみていましたが、知らぬ間に体が動いていました。


あれからもう5年がたちました。
あの日このステージにたった7人は、もうモーニング娘。にはいません。
でも、モーニング娘。は、いまだに続いています。
私も、まさか5年間もヲタをやるなんて、このときは夢にも思っていませんでした。


石川梨華は、娘。として初めて立った武道館の舞台に、今度は最後の娘。のコンサートとして同じ武道館の舞台に立つわけです。なんて因縁でしょう。


そんな石川梨華の卒業を見届けに行ってきます(かおりんのはいかなかったくせに^−^;)
そして、オリメンも2期もいなくなった、新生「モーニング娘。」の、絶え間なく成長を続けている彼女たちの、このときしか見れない連続線の一点をこの目で確かめたく、武道館に行ってきます。このときの彼女たちは、このときでしか存在しないのだから。