昨日の「おかげでした」の水泳大会

 昨日の記事でもちょっと触れましたが、さすがベテランチームはリアクションの仕方が違いますねー!
 なんてったってあのベテランチームの若手時代は体張った芸の全盛時代でしたからね。皆さんよく命惜しまず(?!)いろいろやっていましたよ。その申し子がダチョウであったり、出川の哲っちゃんだったりするわけで。
 でも今の若手はネタ中心で出てきたひとたちばかりなんで、リアクションという面からみればまだまだ下手ですよね。昔のように体張って笑いをとる、なんて番組はほとんどなしね。
 芸人さんって売れる時期によっていろいろしていく「芸」が変わっていくようなことをどこかで聞いたことがあります。まずは、①ネタで勝負、そこで面白いと認められTVなんかに出始めると、②TV番組のゲストなんかで呼ばれるようになり、②で芸人さんなりの「仕事(その場を盛り上げるとかその場の空気にあわせたコメントなどをするなどの話術)」がきちっとでき認められると、③最終的には「冠番組」を持つ、という段階があります。今の若手芸人さんはほとんどが①の段階であり、一部の売れている芸人さんが②にぼちぼち出始めていますね。③は深夜番組ならありますよね。でも最終段階は深夜からゴールデン進出ですから。
 だからネタだけが面白いだけではダメなんですよね。その段階に応じた「芸」をしっかり身につけないと生き残れない。中には②に特化している芸人さんも数多くいらっしゃいますけど、とにかく芸人さんの道は恐ろしく険しいものなんですよね…。さぁ、今の若手はどれだけ生き残れるのか??