ごまヲタとなちヲタの違い

 大宮での雑感の続き。

 今回の大宮二日間は、私のように連続して行っている人も多いと思われますが、やはりごま紺にはごまヲタが、なち紺にはなちヲタが結集するわけであり、それぞれのヲタの雰囲気が違っていたことも面白かったです。


 ごま紺。開場前の会場前にはヲタさんたちが行列でもないのになぜかぎっしりと座っていたのが印象的でした。
 なち紺。ヲタさんたちは会場前の公園にほぼまんべんなく散らばっていました。これからしても雰囲気が全くちがう。


 今のごまヲタって、大概は、ソロコンサートをみて、ステージングのすごさとかアーチストと客席の一体感などの洗礼を受け、それまでは他メン押しだったのに、いつのまにかコンサートに通うようになったような人が多いのではないかと思います。だから、他ヲタに対しても比較的寛容的な雰囲気があると思います。


 それに対し、なちヲタは、娘。時代からのヲタさんたちがそのまま引き続きヲタやっている方が多いのではないかと思います。まぁ、なっちは、初期からいましたし、「娘。のマザーシップ」的な存在でしたからからね、ヲタへの影響が一番大きな存在でしょう。ということは、なちヲタのみなさんは、ほぼなっち一筋で押してきた方が多いと思われます。そしてそれは、他メン押しには厳しい、という一面も持っていると思います。


 この違いがはっきりとでたのが、℃-uteの登場でした。


 ごま紺では、とりあえず℃-uteがなんだかわからないような人でもなんかみんなで盛り上がっていたような感じがしました。
 ところが、なち紺では、盛り上がりはしましたが、ごま紺と比べると温度差がはっきりとでていましたね。特に夜紺。私は11列目にいたのですが、その前の10列の皆さんは、ほとんど跳んでいる人はいませんでした。だから、私が跳ぶと、跳んでいる人が私しかいなかったので、11列目でも目立つわ目立つわw このときはなちヲタのみなさんってこんなにも他メンには厳しいのか!と肌で感じましたね…。いやー、なち紺に「MIKI FUJIMOTO」の赤Tシャツを着ていかなくて、つくづく良かったなと思いましたよ。

あとはですね、ごま紺の最前列付近って、最近コンサート中でも真っ暗なんですよ。思うに、FCチケで比較的新しい方が当選し、そういう皆さんはオクとかに出さずそのままコンサートに来られると思われるので、サイリウムとか持っていない様子なんですよね。この光景は、一種異様でしたw また別の観点からみれば、それだけ最前列に行って必死になるヲタが少なくなっている、ということかもしれません。去年ハワイツアーまで行った皆さんが、今までどんどんヲタを辞めているという話も聞きました。春ツアーが無かった影響も少なからずあるかもしれません。


 それに比べ、なちヲタの皆さんは、元気ですね。久々に片手20本サイリウムが両手の人を見ましたよ。なんかなっちが娘。にいたときのころのコンサートの雰囲気を、そのままカットしてペーストしたような感じの人も随分といましたね。また今回は、流れのいい曲がなち紺に多いので、いままでそれを求めてごま紺に行っていた人が今度はなち紺に流れてしまっている、ということも考えられるのではないかと思います。そうすると、今ツアーのなち紺のヲタの構成は、ある意味混沌としているかもしれません。それと反対に、ごま紺のヲタはある程度洗練されていているのではないかと思います。


まぁ、同じハロー系のコンサートでも、このように短期間で違う雰囲気を味わうことができて、とても面白かったでした。