「推す」ということ

　「推す」ということをちょっと考えて見たいと思います。例によって、ノlc| ・ｅ・)＜難しい話はちょっと…、という方や、从*・ 。.・）＜やっぱり私がいちばんかわいいとおもうの♪、という方や、ﾘo´ｩ｀ﾘ＜この間のバレーボールの時間、藤本さんに蹴られました！、というかたはパスしてください（なんのこっちゃ）。

　※　ここのカテゴリーでは、私がちょっと考えていることなどを適当につれづれに書いていきますので、はっきりとした結論を出さない場合が多いと思います。その点はご容赦ください。

　むかーしのヲタ友達（彼はごまヲタでごっちんが娘。を卒業したと同時にヲタも辞めた）の日記の中に、今でも鮮明に記憶に残っている言葉があるのですよ。

　「アイドルを推す活動は、擬似恋愛である」

まぁ、確かに、言われてみればそうですわな。異性を好きになって、その相手をとことん追い求めるのだから。でもそこには絶対越えられない一線があるのですよ。どうやっても越えるのが不可能な一線が。裏を返せば、それだだから「アイドル」（私は本当は「アイドル」という表現はあまり好きではないのですが）と「ファン」との関係が成り立つんですね。

　ただ私はこの言葉にピンとはこなかったのです。これを読んだ当時（ごっちん卒業のちょっと前）は私は矢口ヲタでした。確かに、矢口が「好き」で写真とかグッツとか買っていたし、ヲタＴシャツも矢口のを着ていましたが、だからといって、矢口に対しては「恋愛」に近いような感じは全く持っていませんでした。そういった対象には見ていませんでしたね。でも矢口ヲタ活動をしていましたので、確かに「推し」ているわけで。

　アイドルを「推す」ということは、「推す」という共通の言葉はありますが、その中身は千差万別なんだろうな、と思うのです。本当の恋人のようにある特定の一人しか推さず他は全く見向きもしないヲタもいれば、あぁあの人もあの人もやっぱりかわいいと思うＤＤな方ｗ（まぁ私もそうでしょうねｗｗ）まで。だから「推す」行為というのは、「擬似恋愛」で一意的に定義しうるものではないのではと。じゃぁ一体その他は何の？、といわれれば、それはなんだか私もわかりませんが、まぁそんななんがかわからないグレーゾーンも含むってことでしょうか。

　これもちょっと前のある方のコラムに書いていたことからなんですが、アイドルを推すということはファンの一方的な決定で成り立つのだ、というのを読んだことがあります。アイドルには決定権はなく、ファンが勝手に決めて応援をする。そしてファンを辞めるときも、ファンが一方的に辞めていくものだ、とも。必ず双方向にはなりえないこの関係。ファンがアイドルのことを自由に好きになって自由に辞められるということの代わりに、アイドルは不特定多数のファンにほぼ均等に愛を与える。でもその愛は特定のファンに向けられることは普通はありえない。そう考えると、アイドルとファンの関係って、本当にもろい関係なんだなと。

　でもこれを知っていれば、ＤＤの成立機構がなんとなく説明できるかと思います。つまり、ファンがアイドルを好きになることはファンの勝手であるから、どの人を好きになっても、それは拘束されるものではない。そう考えれば、ＤＤだって、別に構わないような気もします。

　それとあと、「グループで推す」というのもありますよね。「モーニング娘。」で推すとか。私のメロンの場合は、今はこれに近いかな。これは、グループに恋愛するなんてあいえれいな从 ´ ヮ｀）☆なので、またそれとは違った感情となるわけでして。こういう場合は、どのように考えればいいのでしょうかねー？

　―――と、思いつきでぱっぱっと書いてみましたが、やっぱり考えはまとまりませんｗまぁ、そんなことをちょっと考えていた、ということを思っていただければ幸いです。また何か考え付いたらまとめてみますので。