いかにして私はヲタになりえたのか②


 前回の①ではCDを買い始めたところまで買いましたが、それだけではまだヲタになったとはいえませんよね。娘。以外でも気に入ったアーティストのCDはその頃でも随分買っていましたので、それだけならただのお気に入りのアーチストと変わらない。
 娘。にはまるきっかけだったのは、やっぱりネットの影響が大きかったです。私はその頃にはすでにネットはやっていましたが、ASAYANの放送が確か一ヶ月くらい遅れての放送だったので、最新情報が分からず、それで娘。関連のサイトを見始めてASAYANの動きをチェックしていました。また当時は「恋ダン」のリリース時期でもあったので、期間限定のオフィシャルの「恋のダンスサイト」なるHPもありました。
 2000年の3月ぐらいまでは主にASA板を見ていたのですが、こういうサイトをいろいろ見ているうちに自分でもハンドルをもって掲示板に書き込んだ入りしたいなぁ、と思い始めて、4月前後あたりからあるサイトのほうに書き込みをし始めました。
 そこで問題が二つ。一つは誰を押すか、もう一つはハンドルをどうするか。まず押しについてはすでに決まっていました。プッチにいた、あの目力の強い女の子。ASAYANを見ていてもどうしてもその子が気になってみていたのでやっぱりそのコだろうと…そうです、ダーヤスさんですね( `.∀´)y−~~~
 ハンドルは、圭ちゃん押しだからなにか圭ちゃんにゆかりのあるものにしたいなと考えていたのですが、以前オフィシャルの「恋のダンスサイト」をみていたとき、圭ちゃんのエピソードで、「名前を正しく読んでもらえないときが多くて、あるとき学校の先生から”ほったかつら”と呼ばれた」というのがあったのを思い出し、そこから「ほった」というハンドルをつけました。
 そうやってハンドルをもって掲示板等に出入りするようになったわけです。でもそれはそれだけで、それ以上、つまり自分で応援サイトを立ち上げようとか、コンサートに行こうとか、ファンクラブに入ろうとかは、毛頭考えていませんでした。掲示板に出入りするのもせいぜい1年くらいかな、と思っていました。


 娘。が当時のそのままの状態でいてくれたなら、私は確実に1年くらいで飽きて、おしまいになっていたと思うのですが、その後の私の運命を決定付けるある出来事がこのとき起きたのです。


 2000年4月下旬のある夜、いつものように適当に巡回していました。日付が変わった直後に、信じられない書き込みを目にしたのです。


 「市井紗耶香卒業」


 まさかあの紗耶香が卒業?!、ってことでネットでは大混乱になってしまいました。公式発表ではなかったので、とりあえず朝を待とうという、ガセかもしれない、という大方の流れになり、さて朝がやってきたら、やっぱりそうでしたorz
 紗耶香については、押しではなかったですが、別な意味で気にはなっていたのですよ。ASAYANでの3色ユニットのあたりの紗耶香の表情が妙に暗かったので何かあったのかな、と思ってはいました。でもそれが実際卒業の件とからむかどうかは知りませんが。


 なんか、とでもせつなくなって、やるせなくなって、こうなったら卒業公演は何とかしていって見届けたい!と思いました。しかしチケットが入手できない。まずはチケットを優先的に手に入れられることができるのはファンクラブかな、と思いいろいろ調べてみたところ、ファンクラブ先行申し込みはすでに終っていました。でも、またいつこういうことが起きるかわからないから、ファンクラブには入っておこうと思ったのが、FCに入ったきっかけです。
 その後、なんとかして卒業公演の前の昼公演のチケを譲ってくれる方を見つけまして、あの武道館公演にいけることになりました。これが初参戦であり、初遠征です。チケを譲ってくれた方には、お土産にグッツを買っていきました。


 コンサートに行くのであれば、過去にリリースされた楽曲は全て聴いておいたほうがいいな、と思い中古CD屋を駆けずり回り買い集め、コンサートまで聴いていましたね。特に1st、2ndアルバムを買ったのは随分参考になりました。ちなみに「ふるさと」の存在を知ったのは、このときですw


 現場初参戦は、結構印象深かったですねw みんな両手に何か光っているものをもっているし。なんだありゃ?でもないと寂しいなと思ったり、メンバーの名前が書いてあるTシャツを着ている人とかもいたし、いやぁ、そこまでするか?とか思ったり。声援も男の声しかしないし。


 公演自体は、紗耶香が妙にサバサバしていたのが印象的でした。座席は南スタンドの2階席で、遠くてよく見えなかったですが、ほぼセンター真正面だったので、見やすかったです。


 ということで、FC入会、初参戦、初遠征まできましたが、これではまだただのコンサートに来た一般客のレベルですねw これからどんどんはまっていくさまについては、次回を待て!!w