8期オーディション
こんこんの卒業とともに発表させた8期オーディション。
卒業直後の気持ちの整理がつかないところでこれがきて、「おいおい」と思われている方も多いでしょうが、ちょっと考えてほしいことがあります。
「ザ☆ピ〜ス」が発売された2001年初夏。その完成度の高さにヲタはみな驚き、そして感服し、いつの間にかそんな当時の彼女達を「黄金の9人」と呼ぶようになりました。
そういう状況下で進行して行った、5期オーディション。
結果は、ぱっと見て華があるようなコではない、小学生と中学生の4人が選ばれました。
この結果に対し、「つんくは見る目が無くなった」とか「こんな4人を娘。としてはみれない」とか不満を抱いて、娘。ヲタをあえてこの時期に辞めていったヲタさんたちは、実は結構いたりしました。
でも、そんな彼女達でしたが、その後一生懸命努力を積みかね、今では娘。の屋台骨をしっかりと支える頼りがいのある存在へと成長していったのです。
そして5年後、こんこんとまこは、私達にあんな素晴らしいステージを見せてくれたのです。
この8期オーディションが、先の5期オーディションと状況が同じにならなければいいな、とちょっと危惧しております。
「卒業と加入」、それが娘。の宿命です。娘。が進化していくためには、それは受け入れなめればいけないのであり、だからこそ、今の娘。が成り立っているわけです。
ここはひとつ、いいとかわるいとかではなく、事の成り行きを温かく見守っていきましょう。私はそのスタンスで行きたいと思っています。