GM06A = G-Emotion 総括①


 私は今回のこのツアーに参戦するにあたり、実は一つの決意をしていました。
 それは、本ツアー市川を見て、ごまヲタを続けるか否かを決めよう、と思っていたのです。
 灼熱、合宿と今秋はメロンにうちのまされていたので、ここでごっちんを押しに行く、という精神的な原動力がどうも無くなっていました。しかも今年はごっちんの誕生日にコンサートがないという干されっぷりで、ツアーが10月からの1ヵ月半しかない、というのもなんだかな、と思っていました。だから来週行われるごっちんのファンの集いは申し込んでいないんです(そのかわり安倍さんのディナーショーに行ってきますがw)。
 市川は5列目がきたものの仕事が入って行くことができず、私の参戦は東京厚生まで待たなければいけなくなりました。ただし、逆にこれが良かったかもしれません。
 市川の評判は、「はたち」よりまして賛否両論が分かれていましたが、どちらかというと、イルージョンといういままでのハローのコンサートではなかった演出があった分、結構保守的な皆さんを中心に否の意見のほうが若干強かったかな、という印象を受けました。でもその中でも、「そんなのもありだよ」という意見をもたれていらした方も多かったので、まずは自分の目で確かめなければいけないな、と思っていました。でも今いるごまヲタの皆さんは、去年の、いわゆる今までのごま紺とは一線を画した「はたち」を超えているわけですから、そういったネガティブな意見があったとしても、今回のツアーは受け入れているのではないか、とは思っていました。
 そんな東京厚生のチケットがいきなり最前列しかも通路側が来たのにはびっくりしましたねwFCチケでしかも地元でもなしFC番号も全く若くない私②とっては、なんか運命のいたずらを感じざるをおえませんでした。以前の日記にも書きましたが、( ´ Д `)<メロンばっかりでなくて、たまにはちゃんと私のライブも見なさい!、といわれているようでしたねw
 そんな中で迎えた私の今ツアー初参戦東京厚生1日目昼最前列は、私のイメージしたいた以上のステージングでした。ダンスパフォーマンスがえらい難しい分、なかなか余裕なく動き回っていたごっちんでしたが、それでもこの時点ではやくもこのステージを自分のものにしつつあるな、つまり私が時々使いますが「化けつつある」という言葉ですが、そのような印象を受けました。私がみた東京厚生の3公演で、ごっちんは確かに何かを「つかんだ」ような感じを受けました。東京厚生のステージは、市川、名古屋に続いてまだ3都市目のステージでしたが、短期決戦で一挙に仕上げていこう、とするごっちんの心意気を感じました。これに心を動かされた私は、大阪の前の桐生に参戦することを決めたのです。もうごまヲタを続ける続けないの話ではなくなっていました。桐生は韓国帰りの一発目のステージなので、どのようにごっちんが成長してくるのかも楽しみにしていました。
 そんな桐生のステージは、もうこのツアーを完全に自分の物にしていたごっちんがそこにはいました。しかし如何せんオーディエンスの雰囲気がいまいち盛り上がらない…。当日は娘。千葉があったので多くのヲタの皆さんがそちらに回っていると思われ、またタダ券で入った一般の皆さんが多く占めていたこともあり、ヲタでひしめいていた東京厚生とはまったく雰囲気が違っていました。しかし、もうこのステージを自分のものにしているごっちんはそんなことではひるみませんでした。ガンガンオーディエンスをひきつけ、気付いてみれば一般の皆さんも立って応援しているような状態までもっていったステージングはさすがでした。
 そして迎えた大阪公演はいうに及ばず。今年西日本初のごま紺ということもあり関東との盛り上がり方とはちょっと温度差があったりもしましたが、それでも最後には関東より超えた盛り上がりにもっていきましたね。これでG-Emotionは完成いたしました。
 今回のツアーは、短期決戦、間に海外公演をはさむ、といったかなり特殊な形態で行われました。ツアー開始が10月にずれ込んだのは、韓国公演のからみからなんでしょう、と思っています。娘。ミュにも出演しなかったのも、恐らくその下準備でスケジュールをとられていたのではないかと。もしそこまで準備をしていたのであれば、韓国公演、そしてその方向性は大成功だったのではないかと思います。でもその間が空いた分、待ちきれずごま界隈から去っていった皆さんもいたと思いますが…。
 イリュージョンに関しては、私は「あり」だと思っています。いろいろな新しいことに挑戦することは、必要ですよ。ハローのステージに関しては、総合エンターテーメント的な指向があると思いますので、できるものなら、いろいろ試して見ることは多いに結構だと思います。それが上手く合えば、アーティストにとって将来の大きな「武器」にもなりえると思いますので。