FKT@愛知厚生 顛末②
「顛末②」では、コンサートには直接関係のないこと、つまりコンサート前に私が名古屋市内をブラブラしたことを書きますので、メロン以外に興味のない方はスルーしてください。
セントレア
開港当時、非常に話題になったセントレア。私も一度は行ってみたいと思っていたセントレア。それが今回実現しました!
空港自体は、さすが大きいですね!仙台空港なんか比になりませんorz
で、空港に着いてちょっと笑っちゃった?というかなんかそんな感じになったのが、3階のチェックインカウンターのあの配置がまんま韓国の仁川空港と同じ感じでしてw でも私は空港って、新千歳、仙台、伊丹、福岡、そしてセントレアしか知らないので、他の成田とか羽田とかだったらそんな感じが一般的なんでしょうかね?
スカイミュー
セントレア〜神宮前までノンストップで走ります。名古屋まで20分強。速いし、車内はきれいだし、別途ミューチケット350円が必要ですが、快適さを考えれば安いものですわ。
あと、ミューチケットを「ミューチケットホルダー」に挟むのも覚えましたw
名古屋テレビ塔
名古屋にはもう何回も来ているけど、そういえば1回も上ったことがないなぁ、と思い上ってみました。エレベーター代600円也―。展望室はそんなに高くはないし、あとはカップルの巣窟になっていたのでそそくさと降りてきましたorz
白壁地区
その後にいったのが、「白壁地区」と呼ばれているところでした。ここは空襲の戦火を免れた地域で、古い住宅がいくつか残っているのです。そのうちの3軒が一般公開されています。私は古い建物を見るのが好きなので、たまたまセントレアで買ったガイドブックで見つけたので行ってみることにしました。
この地域は名古屋市では文化のみちとして保存事業に力をいれているそうです。公開されているのは以下の3軒。
☆旧豊田佐助邸
あの”トヨタ”の生みの親の豊田佐吉の弟、豊田佐助が住んでいた家。和洋折衷で天井にある換気口が特徴的で面白い。この建物は所有している会社から名古屋市が借り受けて公開しているとのこと。
☆故春田鉄次郎邸
こちらを見学するには、旧豊田邸に常駐している係のおばちゃんに「春田邸をみたいんですが…」と言って、おばちゃんが鍵をもって一緒に行って見学するというふうになります。ここは1階部分がレストランになっていて、その他いくつかの部屋が貸事務所になっているので、公開されているのは2階の一部分だけになりますが、それでも見ごたえはありますね。なぜそうしているかというと、もともとこの家に住んでいた大家さんがこの家の保存のためにわざわざ前庭をつぶして家を建てて、1階と2階の一部をレストランや事務所として貸すことによって、その家賃でこの家の維持費をまかなっているそうです。なかなか考えたものですわ。「でも1階のレストランの洋館の部分が一番見事なんですけどねぇ…」とおばちゃん。この日はレストランは貸切になっていたのでちょっとだけのぞかせてもらうこともできませんでした。
☆橦木館
一番大きくて一番見ごたえのあるお屋敷がここ。この家の前の当主の方が坂東英二さんを贔屓にしていて何度かこの家に呼んだりしたそうです。
以上3軒はいずれも明治後期〜大正時代頃に建てられ、洋館と和館が必ずつながって一体となっている和洋折衷の形態をしています。そのころの上級階級の皆さんの邸宅を建てるときに流行った形態だそうで。
ちなみにこの一体は、江戸時代までは中級武士の住む地域だったのが、明治以降、上級階級の皆さんが住むようになったそうです。春田邸で見学させてもらったおばちゃんに今はどうですか?と聞くと、「今もお金持ちがいっぱい住んでいるよ。マンションなんかも家賃が高いし…」と教えてくれましたw
☆文化のみち二葉館
こちらは日本初の女優川上貞奴さんが一時期住んでいた邸宅を移築復元保存した建物。こちらは完全に観光化されているので、そういったもろに観光を楽しみたい人にはいいですが、内部の雰囲気とかはそのままのものをみてみたい私にとっては前出3軒に比べればちょっと魅力にかけるかな…。
この付近については名古屋近辺の人にはだいぶ知られているようで結構見学にくる人がいるみたいなのですが、県外から来る人はあまりいないそうです。私なんか「宮城からきました」といったら相当珍しがられましたよw
こういった古い建築物や歴史に興味がある方は必見だと思います。ただし、見学時間が限定されていますのでそれだけお気をつけ下さい。