エンドーチェーン

 ちょっと話題的には古いですが、エンドーチェーンが西友から自社株を買い戻し、西友との資本関係を解消したそうです(1/10付河北)。
 そんな記事を、巡回中に見つけました。


 …ん?エンドーチェーンって、つぶれたのではないの?
 いいえ、そうではなかったんですね。
 E.Beansの屋上の看板の下部に赤地に白抜きで「エンドーチェーン」と書かれているのを見た方も多いでしょう。まだまだ「エンドーチェーン」は健在なんですねー。


 そもそもエンドーチェーンとは、
 宮城県内では知らない人はいないくらい、超有名なデパート、というかスーパーでした。特に今の30代以上の皆さんなら、小学生のときにワクワクしなから行った思い出のある方が多いのではないのでしょうか。仙台駅前店なんて、キラ星のようなまばゆい存在でしたよ。


 そんなエンドーチェーンも90年代前後には営業不振になり、91年には西友と業務提携、97年には西友の資本参加を受け小売部門を切り離し、会社は仙台駅前店のビルを管理する不動産会社として「エステートエンドー」として社名を変更、その後切り離された小売部門西友(社名は東北西友)となり、仙台駅前店も西友が業務委託された「SEIYO」(SEIYUじゃないよ)となるが、西友が手を引き、旧SEIYOがテナントビル「E.Beans」となって今日に至っています。この「E.Beans」を管理している「エステートエンドー」が、2003年に「エンドーチェーン」と社名を変更し、屋上看板にも「エンドーチェーン」の文字が復活したというわけ(参考 : ウィキ ペディア )


 そしてそれまで西友がもっていたエンドーチェーンの株を全て買い戻した、ということであるので、完全に「西友」から独立した「エンドーチェーン」の復活と言えるでしょう!「E.Beans」での業績がかなり良好みたいですね。
 ネットで巡回していると、「昔のようなエンドーチェーンが復活になるのか?!」などと期待されている方も多いようですね。それだけ「エンドーチェーン」は宮城県内には根を下ろしていた大きな存在でしたからね。県内資本企業が元気がない現在、「エンドーチェーン」には時間がかかってもいいのでぜひ頑張ってもらいたいですね。