アコなち雑感

 ちょうど一週間たちましたが、アコなちの感想を。
 全体的な印象として、「安倍さん歌うまくなった?」と思ったのですが、歌が上手くなった、というよりは「安倍さん、耳がよくなったように思えるのですが、どうでしょう?バックバンドの演奏を良く聞いて歌っている、そんな歌い方をしていたように思えました。
 いや、安倍さんに限らず、ハローの皆さんは、決して伴奏を聞いていない、とは思っていませんよ。でも普段のハローのライブは、コンピュータからの出力音じゃないですか。コンピュータの音は正確ですから、歌い手はあとはリズムに遅れないようにするのを注意するくらいでそんなにそんなに伴奏に気を遣うことはないと(たぶん)思うんです(あくまで私の推測です)。
 でも、バンド形式だと、出ている音は電子音だとしても、演奏は人じゃないですか。だからみんなの阿吽の呼吸を確認しあって音楽ができるんですよね。っていうか、そうしないと合わないです。コンピュータじゃないですから。
 でも去年末のDCではあまりそんなことに気づきませんでしたけどね。どうしてだろう、と考えたのですが、これもたぶん、あの時は編成が5人で比較的大きかったので、安倍さんの歌にバンドが合わせていたんじゃなかったのかな。
 今回は、なんというか、安倍さんの歌と伴奏の演奏が、ぴたっとフットした感じがしたんですよ。例えていうならば、伴奏(バンド)という板に、安倍あんの歌が磁石のようにぴたっとすきまなくくっついていた、そんな感じ。だから、聞いていて、とても心地よかった。あとハローのシンガーに特有の「ぶらさがり」もなかったような気がしましたし。
 その原因としては、今回は3人という小編成であったこと、バンドの面々も安倍さんの気心しれた方々だったこと(ですよね?ちがうかな?)、安倍さんのアコースティ久慣れ&トゥーランドットでの本格的ミュージカル経験などでの素地の形成、なんかもあったんじゃないのかな。そんなこんなで、安倍さんの音楽に対する姿勢として「ボーカルとして歌う」ということから「周りのサウンドをよく意識して歌う」ってな具合に意識が変化しているんじゃないかなー、と思ったのですが、それは私の思い過ごしでしょうか?私はなちヲタではないので普段から安倍さんの様子をみていないので分からんのですが。でも「あー、すんげーよく聞いているなぁ」という印象は持ちましたよ。


 そんななっちの変化とは無縁に、私の座席の近くにいたなちヲタさんたちは皆元気でしたよw
 バンドの編成がトリオなので、そんなにそんなに厚いサウンドができることはないので、そんな場合は私は静かにしっとりと聞いてもいいかな、と思いましたが、隣の方はアフリカの某部族のようにピョンピョン飛び跳ねるわ、後からはボコボコなぐなれるわで(T-T) 私もフルアレンジであれば同じことしますが、今回の編成ではそこまでは高められませんでした。なりっとさんが「アコなちはファミリー席に限る」と言って開演前にお会いしたときに颯爽と2Fへ上がられましたが、ライブを見ていて、そう思いましたw 次回からは私もそうします。あとはライブTシャツを買わなかったことも大きかったかな。でも下手にライブT着てポカーンとしていたら、なちヲタさんたちに「なんやねんこいつ」みたいな感じで厳しい視線を浴びせまくられそうな雰囲気だったので、かえって「私はアコなち素人です」みたいな無言の意思表示ができてよかったかなw でもこれで思わぬ効果が。私の周りが皆ヲタ仕様の衣裳になっていたところで私だけぽつーんと普通の格好をしていたので、安倍さんが「あ、この人はヲタじゃないんだな」みたいな感じで2,3回私のことを見てくれ(たような感じ)ましたよ。こういうときはかなりこっぱ恥ずかしいですよねw


 最後の合唱は、なちヲタ界隈やるな(^ー^)と思いました。まぁ、メロンでは「Endless Youth」での大合唱は以前からありましたけどね。ライブの恒例になればいいですね。