厳然なるカースト制

 今日のいいとも!のテレフォンショッキングのゲストがAKB48で、各所で自己紹介だけで終わった!ということで話題になっていますね。
 ということで、とりあえずようつべで見てみました。消されて上げて消されて上げてまた消されて上げたものだそうです。上げ主さん乙です!

 AKBを見ていつも思うことは、オサレホサレで前に出る序列というのが決まっているんだろうなぁ、ということです。登場して、最初の一番前のセンターが前田さんで(つーか顔と名前が一致するのが私の場合彼女しかいないのですけど)、歌終わってタモさんのすぐ隣に座ったのも前田さん。そういえば総選挙とか組閣とかやって1位だったんだよね?あと二人がいすに座って、残りは立っていて…、って、その間にはものすごい「階級」があるような気がして見ていてちょっと気持ちが悪かったんですけど、押しの方は特にそういうのは感じないのかな。そして立ってた皆さんも1列目、2列目と並んでいたでしょ。あそこにも厳密な「階級」があるのかな、とか思いました。
 前にも書いたかもしれませんが、秋元氏って、オサレホサレを明確にしホサレを多めにしてそこに対比して少ないオサレを売り込むってことを良くしてますよね(つまりこれによって相対的にオサレを価値を高めている)。今回は30人超が出演したので、これらを平等にするというのは至難の業ですので、自然に考えればオサレ(今回の場合は座った3人)メインでトークが進むことを出演者サイドでは期待していたんでしょう。
 しかしタモさんは、そんなAKBの「階級」を見事に打ち破ってくれました。ひとりずつ自己紹介、そして好きな感じを二つ言うというw そしてそれで完結してしまう…。これによって一人一人がごく短い間でもフーチャーされたのは、出演者サイドの「とりあえず前に座っている三人だけをフーチャーしてくれ」という無言のメッセージを打ち消したような気がしました。さすがタモさん!でも実際は人数が多すぎてどうすればいいのか難儀した結果なんでしょうけどね。

 あと一つ気付いたのは、AKB押しの皆さんってそれほどネットに依存はいていないのかな、ということです。ハローだったら、TV出演についてはあーでもないこーでもないと記事がいろいろ上がるわけですが、今回のAKB出演に関して記事を当たってみたのですが、AKB押しの方の記事はほとんど見受けられなかったような…。かえってハロー界隈の皆さんが取り上げているのをちょくちょくみられましたね。あとは普通の方がネットのニュースを見たりしての感想がほとんど。ハローとAKBとの押しの文化の差というのを垣間見たような気がしました。