入院してきたこと

 で、何をしに入院してきたかというと、私、いびきがすごいんですよ。
 そしてどうやら無呼吸状態になるらしく(「睡眠時無呼吸症候群」の疑いですね)、専門の病院を紹介されたのでいってみたところ、
 まず検査してみましょう、ということで私の睡眠を一晩中検査してきたわけです。

 どうするかというと、頭から顔から胸から脚までセンサーをつけ、寝ているときの脳波や眼球の動きや手足の動きとかもちろんいびきとかをチェックし記録するわけ。もちろん全て機械がするのですけど。

 約一時間ぐらいかけてセンサーを体の部位にとりつけそれを機械につなぎ寝ます。当然センサーと機械は線でつながっているので、自由に起き上がることはできません(寝返りはOK)。よってトイレにはいけないわけです。トイレにはナースコールで介助の方を呼んでいったん機械から線をはずさなければいけない。
 これが不思議なもので、トイレに行けないよ、と言われるとなぜが無性に行きたくなってしまい、普段なら就寝中トイレに1回いくかいかないかなのに、3回もいっていましました。

 しかも、特に顔中にいろいろ貼り付けられているから、それが気になってなかなか眠れない。やっと慣れてきて寝れたかなー、と思ったところで検査終了、起こされました。午前6時。起こされる直前は何だかわけのわからない夢をみていて自分でもいびきかいているなーとわかっていたので、データはそれなりに取れているでしょう。

 そしてすごかったことは、センサーを取り付け機械につなげた直後、ちゃんとデータが取れているかチェックをしたのですが、技師さんが別の部屋に行ってインターホーンから「眼球うごかしてみて」とか「目を閉じたり開いたりして」とか「”あー”と発音してみて」とか「手足を動かしてみて」とか、やってみると全て正確に把握されていること。まあ、そのデータを取るための検査なんだから、それらを正確に把握できるのはあたりまえなんだけど、でもわかっていてもすごいなーというか、気持ち悪かったという気持ちもありました。その機械なんですが、大きさは昔のPC98を二周りくらい小さくしたようなものなのですが、値段がなんと500万円也−!それでも安くなったとのことでした(ちょっと前までは1千万円以上したとか)。米国製です。無呼吸の診断はアメリカが進んでいるとか。それをきいて、こんなにからだの部分にいろいろなものをつけてデータを取るという方法は、いかにもアメリカらしい発想だなーと思いました。

 結果がでるのは1週間以上かかるそうです。

 もしいびきとか無呼吸なんか指摘されている方は、一度検査にいってみたらどうでしょうか。
 仙台、というか東北には私が行ったところぐらいしか検査できる病院はないみたいですが、東京には結構あるらしいですよ。

 そういうことなので、本日は寝不足につき、もう寝ます。

 最近紺野さんのことをかいていませんが、なかなか時間が取れなくてね…。近日中に通常営業を再開します。


 あ…、マンパワー買ってくるの忘れていた。明日買ってこようっと。