「ものごっつい」
「モーヲタアワー」さんでも取り上げられていましたが、「THE マンパワー!!!」の歌詞に出てくる「ものごっつい」について。
この曲が、普通の娘。の新曲であれば、さほど気にはしないことなのですが、何せこの曲がご当地のプロ野球球団の応援歌であり、しかも「公式」である以上、これから何かとお付き合いする?曲であると思われるにあたり、どうしても気になるのです。この「ものごっつい」が。
東北で生まれて東北で育った私にとっては、この「ものごっつい」という言葉が、意味はわかるにしても、言葉のニュアンスが、どうしてもつかめないのです。
まぁ、高校生ぐらいの若い人たちなら、なんら問題は無く受け入れられるのでしょうけど、私としてはどうもしっくりこないのですよね。私だけかもしれませんが。だって、「ものごっつい」なんて言葉は使ったことないし、そもそも頭の語彙のリストにないし。
だからですね、詞を読んでも、その部分だけ詞の解釈がすっ飛んじゃうのです。
具体的に歌詞を添えて言えば、
とあるわけですが、
1行目、「みなぎる」は、わかる。ああ、みなぎっているんだな、って。
3行目、「素晴らしい」もわかる。素晴らしいんだなって。
ところが2行目、「ものごっつい」って、(言葉の感覚的に)?
となるのですよ、私は。「ものごっつい」というニュアンスが、どうもつかめない。
だから、私の解釈としては「マンパワーとは、はみなぎって、すばらしい、ものだ」と認識はできるけど、「マンパワーとはものごっついものだ」とはとらえられないのです。
どういう状況が、「ものごっつい」のでしょうねー。
大先生は、「マンパワーはものごっついんだ」と思われてこの言葉を選ばれたのでしょうが、東北人の私としては、「ものごっついとは、どういう状況をさすのか?」というこの言葉の中に含まれるものがわからない。
これが少なくてもこれから東北内で使われるのでしょうから、果たして東北のそれぞれの皆さんがこの「ものごっつい」に対峙したとき、どのように思うのか?
なんか「地域密着」とかいいながら、この「ものごっつい」によって、よそよそしさを感じるのは、私だけでしょうか?
だからといって、東北の言葉を使えといっても、なかなかいい言葉はないだろうし。
もうリリースされている以上、変更は絶対無いので、ここであーだこーだいってもとてもしょうがないことなんですが、ふとそんなことを思ったわけです。
ちなみに、「THE マンパワー」は公式応援歌ですが、この他にも私設の応援歌が今のところ3曲存在しているようです。そのうちの1曲はARBが作ったか歌っているかしているみたいです(うる覚えなんで確かではない)。
公式、っていったら、例えば、優勝したときなんか、優勝セールの店内なんかでずーっとながれているんでしょう?ヨークベニマルとか、多賀ジャスとか。
そういう東北、少なくても宮城に住む人間にとっては、恐らくこれからながーく付き合うかもしれない曲ですからね。数年後に別の曲にとってかわることのないようなことにはなってほしくないです。娘。ファンとしても。