ハロコン行ってきたわけですが・・・

 
 ハロコンについては、いろいろ言いたいことがあるのですが、何よりもそれより、私、夜に仙台で予定が入っていて、昼紺終ってから即行で東京駅に戻り新幹線に乗らなきゃいけなかったのでケツカッチンだったのですよ。最後の曲が終った直後に席を離れ、なんとか予定通りの時間に山手線に乗り一路東京駅を目指していたのです。
 順調に有楽町駅まで来て、あと一駅、指定をとった「はやて」になんとか間に合いそうでほっとしていたら、


  地  震  が  き  た  よ  ○| ̄|_


 電車に乗っていたのでよくわからなかったのですが、それでも「あ、ゆれているなー」というのはわかりました。それでJRが前面運転停止。5分10分で動くだろうなー、と高をくくっていたら、1時間たっても動く気配無し!もう夜の用事は間に合わないので知り合いに電話し行けないと言付けしてもらいました。東海道新幹線は動いているのに、山手線は「復旧のメドなし」というアナウンスが何回も流れていたので、しびれをきたし、電車を離れ、歩いて東京駅に行きました。線路沿いの歩道は歩いて移動する人たちでごった返していました。道路は思ったよりは渋滞はしていませんでした。はとバスも予定通り動いていたようでしたので。

 東北新幹線は10分くらい遅れていましたが運行はしていました。この新幹線と在来線の危機管理体制の差は何なの?結局は指定をとった「はやて」には乗れなくて、2本遅れの「はやて」に振り替えてもらい、やっと仙台に帰っていたというところです。

 しかし災害には首都圏の電車はとことん弱いですね。一番不安だったのは情報が何も入ってこなかったこと。山手線にはドアの上にモニタがあるでしょう。まわりのおばちゃんたちも言っていたのですが、災害時に緊急で地震情報とかそこで流せばいいのにと思いましたね。あのモニタ、ずーっと、サッポロビールの犬の英会話とダイエットの宣伝とテロ対策のご理解ご協力しか流さないし。役立たずです、全く。テロ対策より目先の地震情報だろ、とか思いましたね。せっかくハードは揃っているのに、それを生かしきれないのは、なんともJRらしいです。駅員さんも情報が無いのは承知していますが、やっぱりそういう時はとっさに対応できる体制は作ってほしいですね。いくら安全第一といっても、もうすこしスピーディに対応はできるでしょう。同じJRなのに在来線はストップしているのに新幹線はうごいていたのだから。

 私が新幹線に乗って出発したのが19時すぎで、そのときでも山手線や中央線は運転再開していませんでした。現在(22時)はさすがに動いているようですね。

 隣に座っていたおばちゃんは、孫がくるからこれから家に帰って手料理を振舞いたいといっていました。その隣に立っていたおばちゃんはお友達と田端で会食するらしく待ち合わせしていたようでした。向かいのおばちゃんはせんべいを買ってきて隣に座っていたおばちゃんにせんべいを振舞っていました。ドア近くに立っていたサラリーマンは、エレベータメンテナンスの仕事をやっているのでしょうか、三越のエレベータは大丈夫とか部下に連絡がとれないとかこんななかでもしっかり仕事をしていましたが彼もしびれをきらし電車をあとにしました。その近くにいた親子連れも、1時間がたって子供があきてきたので電車をあとにしました。前にたっていたおじさんは、長期戦になることをにらんで下の売店でビールを買ってきて、私がいる間に2本やっつけました。隣の車輌では、疲れ果てたおばちゃんが田舎の高校生のように床に座っていました。皆さんちゃんと目的地についたのでしょうか…。

(追記)鉄道の完全復旧はどうやら午後9時ころみたいだったようです。最大4時間待ちですか。夜紺も45分遅れの開演だったようで。

(追々記)今日のニュースをみたら山手線復旧は地震がおきてから3時間後だったらしいです。そうすると7時半過ぎくらいに動いたのでしょうか。最大7時間遅れは千葉の方面か。→京葉線だそうです。